鬼滅の刃好き必見、鬼を祀る勝負運の神社!埼玉・鬼鎮神社のご利益と見どころ

こんにちは、あちです。

今回は、埼玉県比企郡嵐山町に鎮座する鬼鎮神社をご紹介します。
嵐山町は、鎌倉時代に畠山重忠が築いたとされる菅谷館跡を中心に、歴史の面影を色濃く残す町です。館跡には土塁や空堀が今も残り、鎌倉時代の館の姿と、戦国時代の改修の跡を見ることが出来ます。
さらに、町を流れる槻川沿いには美しい嵐山渓谷が広がり、自然の中で歴史が息づいています。
そんな歴史と自然が調和する町に鎮座する神社を、ぜひ一緒に見ていきましょう。

目次

鬼鎮神社の由緒

鬼鎮神社は、畠山次郎重忠公が寿永元年(1182年)に菅谷館を築く際、鬼門除けの守護神として祀られたと伝えられています。江戸時代には、村の守り神として川島地区の鎮守とされ、多くの人々に信仰されてきました。
戦時中には、多くの出征兵士が武運長久を祈願し、数多くの鉄棒が奉納されたといいます。
ご祭神・衝立久那止命(杖の神)は、「衝立(ついたて)」という名前から、魔や悪霊を遮り防ぐ力があるとされ、厄除け、鬼門封じ、魔除けの神として信仰されています。
時代を経る中で、この神の持つ「杖=金棒」の力が強調され、鬼を封じるどころか「鬼そのものを祀る神社」として信仰されるようになりました。

鬼鎮神社の見どころ

ご祭神

衝立久那止命 (つきたつくなとのみこと)
八衢比古命  (やちまたひこのみこと)
八衢比賣命  (やちまたひめのみこと)

ご神徳(ご利益)

厄除け・魔除け、勝負運・武運長久、商売繁盛・家内安全、受験合格・学業成就、開運招福

あち

ご神徳は神様の力そのものであり、ご利益とはその力からもたらされる恩恵と考えればよいと思います

1.厄除け・魔除け

ご祭神・衝立久那止命は、魔や厄を遮る力を持つ神とされ、古くから厄除けや鬼門封じの神として信仰されています。

2.勝負運・武運長久

戦国時代には武士たちが戦勝祈願に訪れ、戦時中には出兵兵士が武運を祈願して鉄棒を奉納するなど、勝負運向上や武運長久のご利益があるとされています。

3.商売繁盛・家内安全

「鬼を制する」ことから、仕事や商売での成功を祈願する人も多く、商売繁盛や家内安全のご利益もあるとされています。

4.受験合格・学業成就

「鬼に金棒」の力強いイメージから、受験合格や学業成就を願う参拝者も訪れます。

5.開運招福

鬼を味方につけ、逆境を乗り越える強い運を授かるとされ、開運招福のご利益もあると信じられています。

鬼鎮神社は、さまざまなご利益が期待できる神社です。

あち

「鬼を封じるどころか、鬼そのものを味方につける」というところがポイントですね

社殿

鬼鎮神社の社殿は、華美な装飾を控えた実直な造りでありながら、鬼を象徴する意匠や奉納物によって独特の雰囲気を醸し出しています。特に「鬼に金棒」の信仰を体現する鉄棒の奉納は、この神社ならではの特色です。

社殿
奉納された「金棒」

社殿には赤鬼・青鬼の面や置物、慶応元年(1865年)に奉納された鬼の絵が描かれた額などたくさんの奉納物が飾られています。
江戸時代には鬼をお祀りする神社という今の形が出来上がっていた事がわかります。

ご朱印

全国的にも珍しい鬼のスタンプが目を引くご朱印です。特に「鬼」の文字の上部分が金棒のデザインになっているのが特徴で、鬼鎮神社ならではの力強さを感じられます。

ご朱印

授与品、おみくじ

ぜひ手に取ってほしいのが「勝守」!金棒をかたどったお守りで、まさに「鬼に金棒」。勝負ごとに挑む方にピッタリの、必勝祈願にふさわしいお守りです。

授与品「勝守」

おみくじは、鬼を形どった「鬼みくじ」がおすすめです!赤鬼・青鬼の2種類があり、ユニークで可愛らしいデザインが魅力。引いた後は、持ち帰って飾るのもおすすめですよ。

鬼みくじ

交通アクセス、基本情報

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