こんにちは、あちです。
「一生に一度はお伊勢参り」と言われる伊勢神宮。
とはいえ、三重県まで足を運ぶのはなかなか簡単ではありません。
実は関東にも、“お伊勢参り”として信仰されてきた神社があります。
栃木県足利市に鎮座する伊勢神社は、天照皇大神・豊受皇大神・月讀命の三柱をお祀りする神社で、地元では「足利のお伊勢さん」と呼ばれています。
創建は平安時代の仁平元年(1151年)と伝えられており、長い歴史をもつ神社です。
境内では、地元の伝統織物「足利銘仙」を用いたお守りや、月讀宮にちなんだ福守りなど、特徴的な授与品が授与されています。
この記事では、私が実際に参拝した際にいただいたご朱印・お守り・おみくじを、写真付きでご紹介します。
私自身の参拝体験をもとにまとめていますので、授与品を選ぶ際の一つの目安として読んでいただければと思います。
✔おすすめの授与品
✔足利伊勢神社のお守り
✔お札・神璽の種類
✔ご朱印とご朱印帳
✔絵馬の種類
✔おみくじの種類と特徴
この記事では、正式名称は「伊勢神社」ですが、地元では親しまれている通称「足利伊勢神社」としてご紹介していきます。以降、「足利伊勢神社」と表記しますのでご了承ください。

【まずはここから】
足利伊勢神社の歴史やご利益、アクセス情報
\足利のお伊勢さん/
おすすめの授与品
足利伊勢神社を参拝するなら、授与所でどの授与品を選ぶか迷う方も多いと思います。
私自身も何度か参拝する中で、「これはぜひ手に取ってほしい」と感じた授与品がいくつかありました。
まずは、私・あちの視点からおすすめの授与品をご紹介します。
月讀宮の福守

初穂料:1,000円
うさぎの姿が印象的なお守りで、神社では「幸福の訪れを願った授与品」と説明されています。
ホワイトとブルーの2種類があり、半透明のつくりが特徴で、中に納められた御札が透けて見える珍しいデザインです。
「月(ツキ)=ツキ(運)」に通じることから運の巡りを願う意味が込められており、月讀宮ゆかりのお守りとして授与されています。
落ち着いた色合いで、やさしい雰囲気の授与品を選びたい方にも向いていて、個人的にも最初におすすめしやすい授与品だと感じました。
足利銘仙お守り

初穂料:1,000円
足利伊勢神社では、地元の伝統工芸である足利銘仙(あしかがめいせん)の生地を用いたお守りが授与されています。
足利銘仙は、大正から昭和期にかけて広く親しまれた絹織物で、色彩豊かな柄とやわらかな手ざわりが特徴とされています。
このお守りは、お守り袋と内符(願意)を別々に選べる点が特徴のひとつです。
お守り袋は、生地の取り位置によって模様が一つひとつ異なり、同じものはありません。
願意に応じて内符を組み合わせることで、自身の祈りに合わせた形で授与を受けることができます。
また、内符を入れ替えることでお守り袋を継続して使用できるため、長く手元に置きやすい点も特徴です。
足利銘仙とは?
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画像提供:足利伊勢神社 公式X(旧Twitter)
足利銘仙は、栃木県足利市で生産される絹の先染め平織物です。
江戸時代中期に始まり、もともとは「太織り(ふとり)」と呼ばれ、玉繭や屑繭から取れる太い糸を使った丈夫な織物でした。
大正から昭和初期にかけて、斬新なデザインと安価さで全国的に人気を博し、足利は日本一の銘仙生産地となりました。
特徴は、縦糸と横糸をずらして織ることで生まれる独特のぼやけた柄や、型染めした縦糸を使う「解し織(ほぐしおり)」という技法によるモダンなデザインです。
現在も伝統工芸品として再評価され、アンティーク着物や小物として人気があります。

あち自分だけのオンリーワンお守りを選んでみてくださいね
足利伊勢神社手ぬぐい

初穂料:1,200円
お守り以外のおすすめは、ちょっと変わり種の授与品「手ぬぐい」です。
図案には、社殿や鳥居はもちろん、「足利銘仙」のお守り、渡良瀬橋、夏の花火、さらには「月讀宮」など、足利伊勢神社やその周辺の風物詩が丁寧に描かれています。
ひとつひとつのモチーフには足利らしさが凝縮されており、まさに“見て楽しい・使って嬉しい”一枚です。
また、すべてのモチーフにはローマ字でも名前が添えられており、「Ashikaga ISEJINJA」「Tsukiyomi no Miya」「Watarasebashi」など、海外の方へのお土産としても喜ばれるデザインです。
参拝の際には、手水舎でお清めをしたあとに手を拭くのにも便利で、私はいつも手ぬぐいを持参しています。
【あわせてチェック】
他の神社の手ぬぐいも紹介
\つなぎの龍手ぬぐい/
\御眷属様の狼手ぬぐい/
足利伊勢神社のお守り

足利伊勢神社では、内宮に天照皇大神、外宮に豊受皇大神、そして月讀命をお祀りしており、それぞれの神様にちなんだお守りが授与されています。
家内安全・厄除け・交通安全・学業成就など、日々の暮らしに関わる願いを込めた種類が揃っており、神社ならではの丁寧なご祈願を感じさせる授与品が特徴です。
通常のお守り
- 伊勢神社見守[白・桃](1,000円)
身につける方の健康と幸せを祈願したお守り - ママと赤ちゃんのお守り(1,000円)
ママとお腹の赤ちゃんが健やかに過ごし、元気に生まれてくるよう祈願されたお守り - こども守り[全4色](700円)
丸いデザインで濡れないように配慮されたビニールケースに収めたお守り - 合格守(700円)
五角形の「矢絣(やがすり)」柄の布を使用したお守り - 学業成就守[柄違い2種](700円)
花菱紋と巴紋があしらわれたお守り - 勝守(700円)
矢があしらわれたお守り。さまざまな勝利、必勝を祈願して - 子授け守(700円)
子どもが授かるよう祈願して - 心身健康守(700円)
心と体の健康を祈願して - 厄除守[八難除](700円)
あらゆる災難や厄を取り除くよう祈願して - 病気平癒守(700円)
病気や怪我が早く治り、健康を取り戻せるよう祈願して - 商売繁盛守(700円)
宝船があしらわれた、商売や事業の繁栄を祈願して - 無事故・安全守(700円)
事故なく安全に移動できるよう祈願して - 交通安全守(700円)
(カード型、ステッカーもあります)
根付守り


- 御鈴守[全5色](600円)
鈴の音で祓い清めるお守り - ランドセル鈴守(700円)
ミニランドセルと鈴が付いた学業成就・通学安全のお守り - 干支根付守り(600円)
今年の干支が付いたお守り - 勾玉水琴鈴守(1,000円)
水滴により琴のような音色を発する水琴窟を再現したお守り
足利伊勢神社のお札・神璽

足利伊勢神社では、お守りのほかにお札も授与されています。
家や部屋に置いてお祀りするタイプの授与品で、お守りとは異なる役割をもっています。
神社の説明書きをもとに、種類ごとにご紹介します。
お札(神璽)とは?
神璽(しんじ)とは、神様の力が宿るとされる証のことで、お札の一種です。
お守りは身につけて持ち歩くものですが、お札は神棚や室内の清潔な場所にお祀りするのが一般的です。
守護札(紙札)
- 家内安全・商売繁盛守護札(800円)
家内安全と商売繁盛の両方を一枚に込めた守護札です。 - 家内安全・交通安全守護札(800円)
家内安全と交通安全を一枚に込めた守護札です。
木札
木製の神璽で、金色の水引で丁寧に結ばれた、存在感のある授与品です。
大・小の2サイズが用意されています。
- 足利伊勢神社祈禱神璽(大/3,000円)
神棚や室内の清潔な場所にお祀りする木製のお札です。 - 足利伊勢神社祈禱神璽(小/2,000円)
大と同じデザインで、ひと回り小さいサイズです。
大麻(たいま)
- 伊勢神社大麻(800円)
氏神さまのお札。この土地で暮らす私たちを身近で見守る神さま - 神宮大麻・天照皇大神宮(1,200円)
伊勢の神宮のお札。神棚におまつりし、家全体の安泰を祈る
伊勢神社大麻と神宮大麻の違いは?
(タップして開く)
伊勢神社大麻は、足利伊勢神社の氏神さまのお札です。地元・足利の守り神として、この土地で暮らす人々を身近で見守る存在とされています。
神宮大麻(天照皇大神宮)は、三重県の伊勢神宮から全国の神社を通じて頒布されるお札です。天照大御神のお力が込められており、家全体の安泰を祈るものとされています。
足利伊勢神社は伊勢神宮とゆかりが深い神社であることから、両方のお札を受けることができます。
災い除けのお札
- 方災除神璽(500円)
その年に気になる方位からの災いを避ける - 火防之神璽(500円)
火の災いから家や暮らしを守る - 盗賊除神璽(500円)
盗難や思わぬ災いから家や暮らしを守る - 御歳大神(300円)
一年のはじまりにお迎えし、その年の実りや家の無事を見守る神さま
お祓い用品
神棚まわりや室内を清めるためのお祓い用品も授与されています。
日常の中で手軽に使えるものが揃っています。
- お祓い棒(200円)
神棚や各お部屋、ご自身のお祓いに - 弊束(200円)
場所を清めるしるし。神棚や各部屋に置き、その場所の気を整える - 色弊束(300円)
台所・お稲荷さんにおまつりする。火や水を使う場所を清め気を整える。赤と青の色紙を組み合わせた、見た目にも鮮やかな弊束です。
あちお祓い用品は初穂料が200〜300円とお手頃なので、参拝の記念にあわせて受けてみるのもおすすめです
足利伊勢神社のご朱印
足利伊勢神社では、通常のご朱印のほか、季節限定や特別なご朱印も授与されています。
内宮(天照皇大神)、外宮(豊受皇大神)、月讀宮(月讀命)それぞれのご朱印があります。
(2026年3月時点)
足利伊勢神社で私が受けたご朱印



「御創建八百七十年記念のご朱印」や、入学シーズン限定の「ランドセルモチーフ」など、季節ごとに異なる可愛らしいデザインのご朱印も用意されています。


あち時期により内容や授与数が変わるため、授与所や公式情報の確認がおすすめです
型抜きご朱印(2025年8月・追記)

初穂料:500円
新しく「型抜きご朱印」をいただきました。
足利伊勢神社では鶏(にわとり)がモチーフになっていて、神話に登場する神使を思わせるデザインです。
型抜きご朱印は栃木県内の複数の神社で展開されているシリーズで、それぞれの神社にゆかりのある動物や神使が描かれています。
通常のご朱印とあわせていただくことで、参拝の楽しみの幅が広がります。
足利伊勢神社のご朱印帳

足利伊勢神社では、神社の社殿が描かれたオリジナルデザインのご朱印帳が授与されています。
色のバリエーションも豊富で、お好みに合わせて選ぶことができます。
ご朱印帳には、伊勢神宮とゆかりの深い足利伊勢神社らしい落ち着いたデザインが施されており、参拝の記録用としても選びやすいデザインです。
ご朱印の詳細情報
◯受付時間 午前9時から午後4時まで
◯初穂料 各500円
◯ご朱印帳 1冊2,000円(書入込み)
紫・水色・白・桃色/全4色
※初穂料・ご朱印帳は2026年3月時点の情報です(前回2025年4月から価格変更あり)。最新情報は現地または公式SNS等でご確認ください
足利伊勢神社の絵馬

足利伊勢神社には2種類の絵馬が授与されています。
一つ目は「安産祈願絵馬(600円)」です。
丸い形にやさしい色合いのデザインが施されており、月讀宮のそばに奉納所が設けられています。

二つ目は「干支(えと)」をテーマにした祈願絵馬(500円)です。
足利市の専門学校が奉納した巨大絵馬と同じデザインが使用されており、拝殿近くにある絵馬掛け所に奉納されています。
足利伊勢神社のおみくじは?

足利伊勢神社では、さまざまなおみくじが用意されています。
幸福おみくじ、日本神話おみくじ、こどもおみくじのほか、置き物タイプのおみくじもあり、授与品のなかでも見ていて楽しい種類がそろっています。
なかでも「日本神話おみくじ」は、足利伊勢神社でぜひ手に取りたいおみくじのひとつです。

このおみくじは、吉や凶を占うものではなく、日本神話に登場する神様の物語やエピソードを通して、自分の状況を見直すきっかけになる内容です。
あちどんな神様に出会えるか楽しみです


「伊勢宮のニワトリ」「月讀宮の月うさぎ」「お稲荷さんの白狐」など、かわいらしい置き物タイプのおみくじも用意されています。どれも個性的な姿で、愛らしさが魅力です。

2026年3月追記
新たに、野球ボールおみくじが追加されていました。
ほかにも、「恋みくじ」「さくらみくじ」「めで鯛おみくじ」「狐面みくじ」があります。

このように、足利伊勢神社のおみくじは魅力的なものが多数あります。
風鈴おみくじ(2025年8月・追記)


今回、夏に参拝した際には新しく「風鈴おみくじ」が登場していました。
中には通常のおみくじのほかに、ことわざが書かれた小さな風鈴が入っています。
見た目も涼しげで、境内で受けるのにぴったりの夏らしいおみくじです。
足利伊勢神社の基本情報
基本情報
| 神社名 | 伊勢神社(いせじんじゃ) |
| ご祭神 | 天照皇大神、豊受皇大神、月讀命 |
| ご神徳 | 家内安全、五穀豊穣、商売繁盛、厄除開運など |
| ご朱印 | 社務所にて授与(初穂料500円) |
| 所在地 | 〒326-0053 栃木県足利市伊勢町2-3-1 |
| TEL | 0284-41-5347 |
| トイレ | 境内にトイレはありません |
| 公式SNS | X(旧Twitter)@ashikagaoisesan Instagram@isejinja facebook/ashikagaoisesan |
【あわせてチェック】
足利伊勢神社の歴史やご利益、アクセス情報
\足利のお伊勢さん/
まとめ
足利伊勢神社では、足利銘仙を使ったお守りや月讀宮ゆかりの福守り、ご祭神にちなんだご朱印、個性的なおみくじなど、神社ならではの授与品がそろっています。
見た目の美しさだけでなく、足利らしさや神社の特色が感じられる授与品が多いのも印象的でした。
これから参拝される方は、授与所にも立ち寄って、足利伊勢神社ならではの一品を探してみてください。
全国20,000社を参拝した神社ソムリエ・佐々木優太さんが、縁結び・金運・健康運など、ご利益別におすすめの神社を紹介しています。
あちどの神社に行けばいいか迷ったときに役立つ一冊です
他の授与品紹介記事はこちら
本記事の由緒・ご祭神・ご神徳・彫刻・境内社等に関する情報は、栃木県神社庁公式ホームページ「伊勢神社」や足利伊勢神社SNS(X旧Twitter)、境内の案内板および関連資料をもとに構成しています。(2026年3月時点の公開情報に基づく)
なお、足利銘仙のお守り袋と内符の写真については、足利伊勢神社様より事前に掲載許可を頂いております。
*その他の内容や表現については、筆者の責任において記載しています。
神名の表記は、「古事記」や「日本書紀」に基づくもの、または一般的な表記を使用しています。ただし、祭神やご神体の名称、ご利益は、地域や神社、神仏習合の影響により異なる場合があります。
神社では、季節や特別な行事にあわせて限定のご朱印やお守りが授与されることがあります。また、終了した授与品もある可能性があります。最新の授与品情報については、社務所・公式サイト・SNS等をご確認ください。




