こんにちは、あちです。
今回は、埼玉県秩父市に鎮座する「聖神社(ひじりじんじゃ)」でいただける「ご朱印」「お守り」「おみくじ」についてご紹介します。
「銭神様」としても知られ、金運や商売繁盛を願って多くの方が参拝される聖神社では、個性豊かな授与品やおみくじが頒布されています。
数ある授与品の中から、おすすめの「お守り」や、特徴的な「おみくじ」をご紹介します。参拝前にチェックしておくと、より一層楽しめると思います。
※「聖神社の由緒や歴史、見逃せない見どころスポット」については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

開閉式(アコーディオン)について
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聖神社の御利益

聖神社のご祭神は「金山彦命(かなやまひこのみこと)」です。金属や鉱山の神様として古くから信仰されており、特に秩父の和銅採掘と深いゆかりを持つ神様として知られています。
そのため、金運招福・商売繁盛・事業成功を願う多くの方が参拝に訪れています。
また、「銭神様(ぜにがみさま)」とも呼ばれており、和同開珎にちなんだ金運の神社として信仰されています。
その他合祀されている神々
聖神社の主祭神は「金山彦命(かなやまひこのみこと)」ですが、他にも以下の神々がお祀りされています。
・国常立尊(くにのとこたちのみこと)
天地創造の始源神・根源神とされる神
・大日孁貴尊(おおひるめむちのみこと)/天照大神(あまてらすおおみかみ)
太陽神、皇祖神
・神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)/神武天皇(じんむてんのう)
初代天皇
・元明金命(げんめいこがねのみこと)/元明天皇(げんめいてんのう)
和同開珎鋳造の時代の天皇
これらの神々が合祀されており、聖神社は金運・商売繁盛だけでなく、国家安泰や開運、厄除けなど、幅広い願いごとが寄せられる神社として知られています。
聖神社の御朱印
私が受けた御朱印

聖神社でいただけるご朱印は、書き置きタイプの1種類のみです。
限定ご朱印(例:一粒万倍日限定など)はなく、通年で同じご朱印を受けることができます。
御朱印帳
聖神社のご朱印帳は、小サイズで1種類のみ頒布されています。
鮮やかな黄色を基調とし、表に拝殿、裏には「和同開珎」の図柄と一対のムカデがあしらわれています。
金運の神様として知られる聖神社らしい、印象に残るデザインです。
聖神社の御守り
・銭神守(ぜにがみまもり)
日本最古の流通貨幣「和同開珎」を模したお守りで、金運招福・商売繁盛・事業繁栄などのご利益が願われています。
「銭神様」として親しまれる聖神社ならではの代表的なお守りです。
・金運守
金運上昇や財運招福を願うお守りで、黄色を基調とした袋に打ち出の小槌などの縁起物が織り込まれています。
聖神社らしい金運祈願のお守りです。
・厄除開運守
災いを祓い、良い運を引き寄せることを願うお守り。
厄年や節目の年、新しい環境に踏み出す際など、身につけることで心身の平穏を願います。
・金運ストラップ
和同開珎を模したチャームと黄色の玉飾りを組み合わせた携帯型の金運守り。
社殿や「金運開運」の文字が添えられた台紙入りで、財布や鞄に取り付けて持ち歩けます。
・交通安全守
運転中の事故や災難から身を守るよう祈願されたお守り。
安全な移動と無事の通行を願うものです。
・金運ムカデ守り
銀色のカード型で、「招財」「進寶」や一対のムカデがデザインされた金運守り。
財布やカードケースに入れて持ち歩けます。
・金運上昇守(クリップ型)
服やカバン、財布のポケットなどに差し込めるクリップ型のお守り。
裏面には見る角度によって文字が現れる特殊加工が施されています。
・福財布
「和同開珎」の文字とスカイブルーのムカデが織り込まれた、黄色地の授与品。
宝くじや通帳などを納めて金運を願う財布です。
・願い石(タイガーアイ)
秩父願い石巡礼のパワーストーン
風水的に黄色にスカイブルーの組み合わせって?
風水では「黄色」は財運を象徴するとされ、古くからお金や豊かさに関わる色として大切にされてきました。
黄色のアイテムは、金銭にまつわる願いや環境づくりを意識する場面でよく取り入れられています。
一方、「スカイブルー(水色)」は水の気を持つ色とされており、気の流れを整えたり、心の安定を助ける色として知られています。
清らかさや柔らかさを感じさせる色でもあり、調和を象徴する存在です。
こうした背景から、「黄色」と「スカイブルー」の組み合わせは、金運にまつわる巡りや流れを意識した配色とされ、風水の観点でも好まれる組み合わせの一つとされています。
秩父願い石巡礼とは?
秩父地域に点在する神社や寺院、名所などを巡り、各所に設置された「願い石(パワーストーン)」を集める体験型の巡礼スタイルです。
場所ごとに種類の異なる天然石が用意されており、参拝や訪問の際に授与品として受けることができます。
受けた石は、専用の袋やブレスレットにまとめることができ、訪れた場所とのご縁や願いごとを形に残す手段としても親しまれています。
観光や歴史散策の一環として秩父を巡りながら、各所の特色や地域文化にふれる機会として、多くの方に楽しまれている取り組みです。
※詳細は秩父願い石巡礼ホームページをご覧ください。
おすすめの御守り
ここからは、「あち」がおすすめする聖神社の金運にちなんだ授与品をご紹介します。
金運カード守り

聖神社の「金運カード守り」は、御神宝とされる一対のムカデが描かれたカード型のお守りです。
表面には「招財進寶(しょうざいしんぽう)」の文字と一緒に、縁起物として知られるムカデが描かれており、裏面には「和同開珎(わどうかいちん)」の文字が入っています。
ムカデは古くから、足の多さにちなみ「お金に困らない」「財を呼び込む」と信じられてきた存在で、金運上昇を願う象徴とされています。
また「和同開珎」は日本最古の流通貨幣とされる銭貨であり、銭神として知られる聖神社とのゆかりを感じさせるモチーフです。
カード型のため財布やカードケースに収めやすく、日常的に持ち歩くことができる点も特徴です。
和同開珎守り(金銭、銀銭、銅銭)

聖神社の「和同開珎守り」は、金・銀・銅の3種類が用意されたカード型のお守りです。
表面には、角度によって「和同開珎」の文字と、御神宝である雄雌一対のムカデが現れる特殊加工が施されています。
裏面には「金運開運」の文字が入り、金運にちなんだデザインとなっています。
カード型で財布やカードケースにも収まりやすく、持ち歩きにも便利です。

一粒万倍守り|一粒万倍日限定の特別授与品

「一粒万倍守り」は、「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる」といわれる吉日「一粒万倍日」にのみ授与される特別なお守りです。
金色の布地に「一粒万倍」と「和同開珎」の文字が織り込まれ、裏面には「銭神聖神社」の文字が中央に配置されています。
見た目にも華やかで、特別な日限定のお守りらしい仕上がりです。
なお、一粒万倍日は新たな挑戦や金銭にまつわる行動を始めるのに縁起が良い日とされています。
※2025年6月現在、数量限定での頒布のため、遅い時間の参拝ではすでに授与が終了している場合があります。
授与をご希望の方は、できるだけ早めの参拝をおすすめします。
最新の情報については、神社へ直接お問い合わせいただくのが確実です。
絵馬
聖神社では、2種類の絵馬が頒布されています。

ひとつは、日本最古の流通貨幣とされる「和同開珎」をかたどった丸い形の絵馬で、銭神様として信仰を集める聖神社ならではのデザインです。
もう一つは、和同開珎とムカデが描かれた四角い絵馬で、ムカデは「お足(お金)」がたくさんあることから、古くから金運を象徴する縁起の良い存在とされています。
どちらの絵馬にも、金運や商売繁盛を願う言葉が書かれていて、境内の絵馬掛けには多くの奉納が見られます。
聖神社のおみくじ
聖神社では、現在おみくじは以下の2種類が授与されています。
・神教みくじ(初穂料100円)
御神籤(おみくじ)と書かれた紙で、恋愛運・健康運・仕事運など幅広い内容が書かれた一般的なおみくじです。
・金みくじ(初穂料200円)
金色に輝く紙のおみくじで、金運にまつわる格言が書かれているのが特徴です。
一般的な運勢のほかに「大大吉」という非常に珍しい運勢も含まれており、金運上昇を願う方に人気です。
おすすめのおみくじ
私「あち」のおすすめは、やはり聖神社ならではの「金みくじ」です。

金色の紙に包まれた特別なおみくじで、金運や財運に関する格言が書かれています。
さらに、運勢の全体運だけでなく、仕事や恋愛といった一般的な項目についても書かれており、内容は充実しています。
金運の神様として信仰を集める聖神社らしく、見た目も内容も印象的なおみくじです。
「金みくじ」引いてみたのですが・・・ 私(あち)も
小吉でした・・・
「流れを読み時機を待て」、「使うより貯める」
というお言葉をいただきました。
おみくじの内容は神様からのお言葉なので、いまはじっと我慢します・・・
御利益報告板
聖神社の「ご利益報告板」は、境内に設置された掲示板で、参拝者が自由に体験談や感謝の気持ちを書き込めるスペースです。

実際に「臨時収入があった」「仕事で良いことがあった」など、金運や仕事運に関するエピソードが多く寄せられており、宝くじの高額当選や臨時収入の報告も見られます。
私も、ここに発表できるような体験ができたらいいなぁと思いました。
※こうした体験談は、あくまで個人の感想であり、ご利益や効果を保証するものではありません。参拝や祈願が必ずしも特定の結果につながるとは限らない点にご注意ください。

この報告板は、聖神社が「銭神様」として信仰を集めていることがうかがえますね
聖神社の基本情報と交通アクセス
基本情報
神社名 | 聖神社 (ひじりじんじゃ) |
御神祭 | 金山彦命 (かなやまひこのみこと) ※他に ・国常立命 ・大日孁貴尊(天照大神 ・神日本磐余彦命(神武天皇) ・元明金命(元明天皇) も合祀されています |
御神徳 | 金運招福、事業繁栄、商売繁盛、財運向上など |
創建 | 和銅元年(708年)創建と伝わる (和同開珎鋳造にちなむ) |
主要祭事 | 春祭(4月)、例大祭(7月)、秋祭(10月)など |
御朱印 | 書き置き授与所にて(初穂料500円) ※授与時間は要確認 |
所在地 | 埼玉県秩父市黒谷2191 |
TEL | 0494-24-2106 |
受付時間 | 9:00〜17:00 (時期により変更の可能性あり) |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
ホームページ | 和銅保勝会「聖神社」 和銅遺跡と銭神様(栗助本店運営) |
交通アクセス
車の場合 | 関越自動車道「花園IC」より国道140号線、皆野寄居バイパス経由 約45分。 ※皆野寄居バイパスは有料道路です。詳細は埼玉県道路公社ホームページをご確認ください。 |
電車の場合 | 秩父鉄道「和銅黒谷駅」下車 徒歩約5分 ※最新の運賃やその他詳細は秩父鉄道ホームページでご確認ください。 |
地図 | Googleマップで見る |
まとめ
聖神社は、日本で最初の流通貨幣とされる「和同開珎(わどうかいちん)」にゆかりのある神社として知られていて、金運アップや商売繁盛を願う方に信仰されています。
特に、一粒万倍日限定のお守りや「和同開珎守」など、金運を願う方向けの授与品がいろいろそろっているのも特徴です。
ほかにも、和同開珎を模した丸い絵馬や、金色のおみくじ「金みくじ」なども印象的で、境内にはたくさん奉納されていました。
このブログが、聖神社のことをもっと知るきっかけになっていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※他の神社の授与品も紹介しています。気になる方はこちらから。






○本記事の由緒・ご祭神・ご神徳・境内施設に関する情報は、主に境内の案内板や掲示物、および参拝時の確認内容に基づいて構成しています(2025年6月現在)。
※現在、聖神社の公式ホームページは確認できておらず、公的なWeb情報が限られているため、本記事では主に現地確認をもとに構成しています。
ご紹介しているご神徳(ご利益)は、古くから信仰されている内容に基づくものであり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。
また、神名の表記は「古事記」や「日本書紀」、もしくは一般的な表記を使用していますが、祭神やご神体の名称、ご利益の内容は、地域や神社、神仏習合の影響により異なる場合があります。
神社では、季節や特別な行事にあわせて限定のご朱印やお守りが授与されることがあります。また、頒布を終了した授与品もある可能性があります。最新の授与品情報については、社務所・公式サイト・SNS等をご確認下さい。