こんにちは、あちです。
我が家では、夫婦それぞれの誕生日に、自分の好きな神社でご祈祷を受けるのが毎年の楽しみになっています。
例えば妻は今年、埼玉県秩父市の三峯神社で。
そして私は、栃木県足利市の伊勢神社でご祈祷を受けてきました。
誕生日を神様の前で迎えると、気持ちが引き締まって、特別な一日になるんですよね。
ご祈祷というと厄除けや人生の節目に受けるイメージが強いですが、誕生日に受けると「新しい一年の始まりを祈る特別な時間」になります。
「誕生日をどう過ごそうかな」と考えている方にとって、ご祈祷は新しい選択肢になるかもしれません。
この記事では、私が伊勢神社で実際に受けたご祈祷の流れや雰囲気、授与品についてまとめています。
初めての方でもイメージしやすく、安心して読んでいただける内容になっていますよ。
この記事で分かること
・ご祈祷の初穂料
・当日の流れ(受付〜終了)
・実際の雰囲気
・授与品の内容
この記事では、正式名称は「伊勢神社」ですが、地元では親しまれている通称「足利伊勢神社」としてご紹介していきます。以降、「足利伊勢神社」と表記しますのでご了承ください。
足利伊勢神社のご祈祷について
ご祈祷は社務所で申し込みます。
初穂料は 5,000円・8,000円・10,000円 の中から選ぶ形になっています。
※神社によって設定されている金額は異なります。
お願いできる内容は「家内安全」「厄除け」「交通安全」など一般的なものが中心ですが、自分の願いを伝えることも可能です。
私は今回、ブログの成長を願って「事業成功・心願成就」でお願いしました。
ちなみに「誕生日祈祷」という特別なメニューがあるわけではなく、これは我が家の毎年の楽しみなんです。
夫婦それぞれの誕生日に、自分の好きな神社でご祈祷を受けています。
誕生日に限らず、節目にあわせてご祈祷をお願いすることができますよ。
なお、社務所の受付時間は 9:00〜16:00。
ご祈祷の申し込みは受付終了の30分前までです。
初穂料の違いについて
初穂料はどの金額を選んでも、ご祈祷の内容が変わるわけではありません。
参拝する人の気持ちに応じて選ぶ仕組みになっています。
私は今回、8,000円を納めました。
決められた中の、自分の納めたい金額でOKです。
そのときに授与していただいたのは「お札・お守り・御神饌・延命祈祷水(御神水)」です。
金額によって授与品の内容がどこまで変わるのかは分かりませんが、どの金額を選んでもご祈祷自体は同じように丁寧に行っていただけます。
足利伊勢神社のご祈祷当日の流れ
ご祈祷の受付〜開始まで
私は前日に宮司様のご予定を伺い、ご祈祷の予約時間を決めておきました。
祭事などでご不在の場合もあるので、確実に受けたい方は事前に予約しておくのがおすすめです。
当日は予約した時間に社務所へ行き、まず願意(どんなことを祈願したいか)を尋ねられるので希望を伝えます。
そして、自分で選んだ初穂料を納めます。
予約をしていない場合は、前にご祈祷中の方がいれば、社務所横の待合室で順番を待つことになります。
その後、宮司様に「手をお清めして拝殿内でお待ちください」と案内され、拝殿の中で静かに待ちます。
祝詞の内容は、祈願する人ごとに宮司様が考えてくださるとのことです。
また、拝殿にはエアコンが設置されており、今回のような夏の暑い時期でも快適に過ごせました。
参拝者が落ち着いて祈願に臨めるようにとのお心配りが感じられ、とてもありがたく思いました。
大きな神社では大勢の方と一緒に合同でご祈祷を受けることもありますが、足利伊勢神社のように規模の小さい神社では個人祈願になることが多く、より特別感があります。
今回も、私と妻の二人だけで受ける祈願となり、とても落ち着いた雰囲気でした。
社殿内でのご祈祷
拝殿で待っていると、いよいよご祈祷が始まります。
最初に大きな太鼓の「ドォーン!ドォーン!」という音が響き、場の空気が一気に引き締まりました。
これから始まるんだという緊張感が高まります。
祝詞奏上(のりとそうじょう)では、神様にお願いが届くように言葉を整えて読み上げていただきます。
祝詞は一人ひとりに合わせて宮司様が作成してくださるもので、私の場合は住所・氏名に加え「ブログ名と成功祈願」までしっかりと読み上げていただき、胸に響くものがありました。
続いて、お祓いを受けます。
鈴の付いた御幣「鈴御幣(すずごへい)」を頭上で鳴らしていただき、その澄んだ音が心身を清めてくれるように感じました。
その後、玉串(たまぐし)を神前に捧げます。
榊(さかき)に紙垂(しで)を付けた玉串を両手で持ち、御神前に進んで机の上に納め、拝礼(2拝2拍手1拝)を行います。
感謝の祈りを込めて深く礼をし、二拍手を打ち、最後に一礼。
自分の想いをしっかり神様にお伝えできた気持ちになりました。
ご祈祷の最後には宮司様からお話をいただき、再び太鼓が鳴り響いて終了です。
厳かな雰囲気の中にも心がすっきりと整うような特別な時間でした。
さらに、終了後には宮司様のお心遣いで拝殿にて記念写真も撮っていただきました。
妻と並んで写した写真は、とても良い思い出になりました。
ご祈祷後に授与していただいた品
ご祈祷を終えると、授与品をいただきました。
今回は、以下の4点です。
・お札
・お守り
・御神饌(お供え物)
・延命祈祷水(御神水)
私は初穂料として 8,000円を納めましたが、金額ごとの授与品の違いについては分かりません。
ただ、どの金額を選んでもご祈祷は同じように丁寧に行っていただけるので、安心してお願いできます。
誕生日専用の御朱印帳について
今回いただいた御朱印は、私達が使っている 「誕生日専用の御朱印帳」 に書いていただきました。
毎年の誕生日に好きな神社でご祈祷を受け、その証として御朱印をいただいています。
普通の御朱印帳とは別に「誕生日だけの一冊」を作っているんです。
ページをめくると、誕生日の日付がずらっと並んでいて、年ごとの記録になっているのがすごく嬉しいんですよね。
振り返ると「あの年はここで祈願したな」って思い出せて、私にとって大切な宝物になっています。
特別感があっておすすめですよ。
誕生日にご祈祷を受ける魅力
誕生日にご祈祷を受けると、新しい一年の始まりを神様に祈願でき、とても特別な時間になります。
家族や夫婦で続ければ毎年の記念にもなり、思い出としても積み重なっていきます。
普段の参拝とは違って、神様にしっかりと向き合えるのも魅力のひとつです。
今回のように「夫婦で誕生日ごとにご祈祷を受ける」という取り組みは、宮司様にとっても新鮮に感じられたようでした。
珍しいスタイルかもしれませんが、私たちにとってはとても良い誕生日の過ごし方になっています。
一年の無事と、次の誕生日までの平穏を祈る・・
そんな形で迎える誕生日も素敵だと思います。
ご祈祷を受ける際の注意点
ご祈祷をお願いする際には、どの神社でも共通して気をつけたい点があります。
・最新情報の確認
初穂料や授与品の内容、受付時間などは神社によって異なり、変更されることもあります。
必ず現地の社務所や公式ホームページ・SNSなどで、最新の情報を確認しましょう。
・予約について
ご祈祷は予約不要の神社もありますが、祭事や神職が不在の際は受けられないこともあります。
確実に受けたいときは、事前に問い合わせや予約をしておくと安心です。
・ご祈祷中のマナー
ご祈祷の最中は原則として撮影できません。
静かに参列し、落ち着いた態度で臨むようにしましょう。
足利伊勢神社の基本情報と交通アクセス
基本情報
神社名 | 伊勢神社(いせじんじゃ) |
御祭神 | 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、豊受皇大神(とようけのすめおおかみ)、月讀命(つきよみのみこと) |
所在地 | 栃木県足利市伊勢町2-3-1 |
TEL | 0284-41-5347 |
受付時間 | 9:00~16:00(ご祈祷受付は終了30分前まで) |
駐車場 | 無料駐車場あり(神社敷地内約15台、ほか徒歩2分ほど/約10台) |
トイレ | 境内にトイレはありません |
公式SNS | X(旧Twitter) @ashikagaoisesan Instagram @isejinja Facebook /ashikagaoisesan |
交通アクセス
でのアクセス | 北関東自動車道 足利IC から約12分 ・NEXCO東日本 |
でのアクセス | JR両毛線 足利駅(北口) から徒歩約3〜4分 東武伊勢崎線 足利市駅(南口)から徒歩約20〜25分 ※最新の運賃やその他詳細は各鉄道会社のホームページでご確認下さい ・JR東日本えきねっと ・東武伊勢崎線|東武鉄道公式サイト |
地図 | Googleマップで見る |
まとめ
誕生日にご祈祷を受けるのは、私にとって特別な一日の過ごし方になっています。
新しい一年を神様に祈願できるだけでなく、夫婦や家族で続けることで毎年の記念にもなります。
今回の足利伊勢神社での体験が、みなさんが「誕生日をどう過ごそうかな」と考えるきっかけになれば嬉しいです。
また、「初めてで不安…」という方も、今回の流れを参考にすれば十分に準備できます。
まずは社務所への確認から始めてみてください。
※足利伊勢神社の紹介記事はこちら
※足利伊勢神社の授与品紹介記事はこちら
◯ご祈祷に関する内容は、実際に参拝した際の体験をもとにまとめています。
初穂料や授与品(木札・お守り・御神饌・御神水)の内容は、時期や神社の判断により変更となる場合があります。
最新の情報は、必ず現地の社務所にてご確認ください。
◯ご祈祷中は撮影ができないため、本文は筆者の参拝体験に基づいた記録となります。