秩父今宮神社参拝ガイド 八大龍王と龍神信仰・清龍の滝や龍神池の見どころ・アクセス情報

秩父今宮神社の龍神木と奉納旗

こんにちは、あちです。
今回は、埼玉県秩父市に鎮座する秩父今宮神社(八大龍王宮)をご紹介します。
「秩父で龍神ゆかりの神社にお参りしたい」「武甲山のご神水や清龍の滝が気になっている」という方も多いのではないでしょうか。
秩父今宮神社は、八大龍王を主祭神とする龍神信仰の神社です。
境内には、武甲山の伏流水が湧き出る龍神池清龍の滝、樹齢千年を超えるとされる龍神木(大ケヤキ)など、水と自然にまつわる見どころがコンパクトに集まっています。
この記事では、秩父今宮神社の歴史やご祭神、八大龍王との関わり、龍神池や清龍の滝などの見どころ、基本情報・アクセスを、実際の参拝目線でまとめました。
参拝前の下調べや、秩父観光の計画づくりの参考になればうれしいです。

この記事を読むと分かること

✔龍神信仰について
✔秩父今宮神社の由緒と信仰
✔ご祭神の概要
✔境内の見どころ(龍神木・龍神池など)
✔アクセスと駐車場情報

目次

秩父今宮神社(八大龍王宮)と龍神様

龍神が祀られる理由

龍神様が祀られるには「三つの条件」があります。
その条件とは、一つには霊山があること。
秩父では武甲山です。
二つ目は近くに岩洞、または樹洞、要するに洞があること。
今宮神社では大欅の樹洞です。
三つ目は当然湧水のある所で、今宮神社の龍神池です。
もちろん、男の神様と女の神様が祀られている所です。
今宮神社の場合はイザナギ・イザナミの命が祀られていました。
この三つの条件を兼ね備えていましたので、八大龍王のような神格の高い龍神が祀られたといわれます。
引用:秩父今宮神社リーフレットより

八大龍王

秩父今宮神社 境内の案内板|八大龍王信仰の由来と、祀られている八柱の龍神名が記された説明板
八大龍王信仰の由来と龍神名が記された説明板

八大龍王(はちだいりゅうおう)は、仏教の守護神として知られる八柱の龍神です。
水を司る神格をもち、開祖である釈迦に仕える龍神であり、生命の根源である水を通じて万物を育む存在として信仰されています。
また、観音菩薩と関係の深い龍神とされ、生きとし生けるものに「生命力」や「恵み」を授ける存在としても信仰されています。
以下に、八大龍王それぞれの名前と意味・特徴を一覧にまとめました。

龍王名
(よみがな)
意味と特徴
難陀
なんだ
「歓喜」を意味し、八大龍王の中でも最も優れた存在とされる
跋難陀
ばつなんだ
「亜歓喜」を意味し、難陀の弟とされる龍神
娑伽羅
しゃがら
「大海」を意味し、竜宮城に住むとされる海の龍神
和修吉
わしゅきち
「宝友」を意味し、九つの頭を持つとされる龍神
徳叉迦
とくしゃか
「視毒」を意味し、にらむだけで相手を絶命させる力を持つとされる龍神
阿那婆達多
あなばだった
「清涼」を意味し、伝説上の「阿那婆達多池」に棲むとされる龍神
摩那斯
まなし
「大力」を意味し、慈悲深さが特徴の龍神
優鉢羅
うはつら
「青蓮華」を意味し、青い蓮華が咲く美しい池に住むとつたえられる龍神

八大龍王の由来・呼称・特徴は、寺院や地域によって異なる伝承もあります。本記事では、秩父今宮神社の説明板や寺社資料等をもとに構成しています。

秩父今宮神社とは?

秩父今宮神社の由緒

秩父今宮神社の由緒は、古くは西暦100年ごろに信州諏訪の人々が当地の湧水を水神として祀ったことに始まると伝えられています。
その後、伊邪那岐命・伊邪那美命も合わせて祀られるようになり、水に関わる信仰が深まりました。
天武天皇元年(672年)の壬申の乱には、役行者にまつわる伝承が残り、平安時代には空海が修行した地として八大龍王信仰が広まったと伝えられています。
室町時代の天文4年(1535年)には、疫病退散を祈願して京都・今宮神社から須佐之男命を勧請し、「今宮神社」という社名が整いました。
江戸時代には「今宮八大宮」として広く信仰を集め、明治の神仏分離を経て現在の形に受け継がれています。
社殿は近年整備されていますが、湧水信仰を中心とした歴史は長く続いています。

秩父今宮神社のご祭神とご神徳

あち

秩父今宮神社では、主祭神である八大龍王神をはじめ、多くの神々がお祀りされています。ここでは、代表的なご祭神と、その神様がどのように信仰されているかを簡単にまとめています。

神名(よみがな)ご神徳(ご利益)
八大龍王神
はちだいりゅうおうしん
水を司る龍神として信仰され、自然の恵みや命の源と結び付く存在とされています
役尊神
(役行者)
えんのそんしん
修験道の祖とされる役行者を神格化した神で、修行や祈願成就に関わる存在として信仰されています
聖観音神
しょうかんのんしん
苦しみを和らげる存在として、人に寄り添う観音信仰の象徴とされています
伊邪那岐命
いざなぎのみこと
禊の伝承と関わり、清めに関する神として信仰されています
伊邪那美命
いざなみのみこと
国生みや生命の循環に関わる神として祀られています
須佐之男命
すさのおのみこと
古事記・日本書紀などの神話に基づき、災いを鎮める神として信仰されています
稲荷神
(宇迦之御魂神)

いなりのかみ
食物や稲の神として知られ、全国に広く信仰されています
宮中八神
(御巫八神)

きゅうちゅうはっしん
宮中で特別に祀られる八柱の神の総称で、国家安泰を祈る対象とされています
大国主命
おおくにぬしのみこと
縁結びに関わる神として知られ、人々の願いの対象とされています
市寸島比売命
(弁財天)

いちきしまひめのみこと
水の神格と結びつき、弁財天として芸能や技芸の守護神として信仰されています
稚霊日神
わくむすびのかみ
若さや成長を象徴する神として祀られています
栲幡千千姫
たくはたちぢひめ
高天原での機織りに関わる神として知られ、女性の生活・技能の守護神として信仰されています
菅原道真公
すがわらのみちざねこう
学問の神として広く親しまれ、受験や学業に関する祈りの対象とされています

※構成神:大宮売神・神御産霊神・高御産霊神・生産霊神・足産霊神・事代主神・御食津神・魂積産霊神

由緒や神仏習合により祀られ方には諸説があります。「ご神徳」は信仰や伝承に基づく説明であり、効果を断定するものではありません。

龍神木

秩父今宮神社 龍神木|樹齢千年を超える大ケヤキ。空洞を宿す幹は、龍神の御神体が棲まうと伝えられる神聖な御神木
龍神木(樹齢千年を超える大ケヤキ)

秩父今宮神社の境内中央には、樹齢千年を超えるとされる大ケヤキがあります。
このご神木は「龍神木(りゅうじんぼく)」と呼ばれ、昭和19年(1944年)に埼玉県の天然記念物に指定されました。
龍神木は、「千年欅(せんねんけやき)」や「胴木(どうぎ)」とも呼ばれ、江戸時代には武士がこの木に馬をつないだことから「駒つなぎの欅」とも呼ばれ、地域の人々に親しまれてきました。
幹の上部には大きな空洞(うろ)があり、龍が棲んでいると信じられています。
平成3年(1991年)には、社殿清掃の際に、龍神様のご神体を移動したところ、突如竜巻が発生して龍神木の空洞へと吸い込まれるように消えた・・・という不思議な出来事が語り継がれています。
また、この空洞には毎年5月頃になると、フクロウ(アオバズク)が飛来し、夏の間子育てをする姿が見られることもあるそうです。

かわいいフクロウの置物
かわいいフクロウの置物

私が訪れたのは冬だったため、アオバズクには出会えませんでしたが、その代わりに可愛いふくろうの置物が境内に飾られていました。

龍神池

秩父今宮神社 龍神池|武甲山の伏流水が湧き出る神聖な泉。八大龍王の仮の姿と伝わる、龍神信仰の重要な御神域
龍神池(武甲山の伏流水が湧き出る神聖な泉)

鳥居をくぐって右手にある「龍神池(りゅうじんいけ)」は、秩父で最も古い泉のひとつとされています。
この池は、秩父の霊峰・武甲山の伏流水が湧き出す神聖な場所であり、「龍神の仮の姿」として信仰されてきました。

秩父今宮神社 龍上観音像|境内の御神木の根元に安置された木彫の観音像。龍神に乗るお姿は、災難除けや開運の象徴として信仰されてる
龍上観音像(境内の御神木の根元に安置された木彫の観音像)

龍神池のそばには、観音様が龍神に乗り、水瓶から絶え間なく水を湧き出させる姿をかたどった「龍上観音(りゅうじょうかんのん)」が安置されています。
観音像の水瓶から流れ出す水は、人々の煩悩や苦しみを洗い流し、希望とご利益をもたらすといわれています。
毎年4月4日に執り行われる水分祭(みくまりさい)では、この龍神池のご神水が秩父神社へと授与される神事が行われます。
武甲山の恵みとされるこの清水は、今なお霊験あらたかな水として大切に扱われているそうです。

清龍の滝

秩父今宮神社 清龍の滝|武甲山の伏流水が流れ出す御神水。「平成の名水百選」にも選ばれた清らかな霊水
龍の滝(武甲山の伏流水が流れ出すご神水)

秩父今宮神社の境内にある「清龍の滝」は武甲山の伏流水が湧き出していて、ご神水を頂くことができます。
このご神水は、平成の名水百選にも選ばれた清らかな水で、「一粒万倍の霊水」として信仰されています。
滝のそばには柄杓やザルが備えられており、お金や指輪などを清めることが出来ます。
お金を清めて「清め袋」に納め、財布に戻すことで、災いを遠ざけられると信じられています。
ご神水をいれる容器がなくても、お札所・ご朱印所で無料の小さな水入れを頂くことが出来るので、安心してご神水を持ち帰ることが出来ます。

清龍の滝 説明板|お金や指輪などの「お清め」や「持ち帰り用の採水」が可能と案内されています(柄杓とザルあり)
清龍の滝説明板
清流の滝石板|みなくり祭りではこの水が使われています
清流の滝石板
無料配布の採水ボトル|清龍の滝の御神水を持ち帰るために、社務所前に小さなボトルが用意されています
無料配布の採水ボトル

使い方としては、お風呂に数滴入れて禊(みそぎ)とするほか、入院や手術を控えた方の祈願、気分転換にも適しているそうです。

役尊神

秩父今宮神社 役尊堂|修験道の祖・役小角(えんのおづぬ)を祀るお堂
役尊堂(修験道の祖・役小角を祀るお堂)

役尊神(えんのそんしん)は、修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ/役小角:えんのおづぬ)を神格化した存在です。
634年に現在の奈良県葛城に生まれたと伝えられ、仏教・道教・古神道を学びながら、全国の霊山で厳しい修行を重ねたといわれています。
修行の中で、龍樹菩薩(りゅうじゅぼさつ)の秘法を授かり、災厄や煩悩を鎮める力を持つ「金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)」を感得したと伝えられています。
また、不思議な験力(げんりき)を発揮し、「神か仏か仙人か」と人々に尊ばれた役行者は、後に光格天皇より「神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)」の称号を授けられました。
秩父今宮神社では、境内の「行者堂」にて役尊神が祀られており、厄除け・病気平癒・修行成就などを願う方々に信仰されています。

金剛蔵王権現とは?
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金剛蔵王権現は、日本独自の山岳信仰である修験道の本尊とされ、釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の三尊が一体となった仏神です。
「金剛蔵王」は究極不滅の真理を体現する王を意味し、「権現」は仮の姿で現れる神仏の事を指します。
怒りの表情(忿怒相)と、右手と右脚を高く上げた独特の姿が特徴で、諸災難除け、厄除け、病気平癒、家内安全、願望成就などのご祈願対象とされています。
とくに、奈良県吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)を中心に、全国の修験道ゆかりの寺社で信仰されています。

社殿

秩父今宮神社 拝殿|鮮やかな朱塗りが印象的な拝殿。正面の鳥居には「今宮神社」の扁額が掲げられています
鮮やかな朱塗りが印象的な秩父今宮神社の拝殿

現在の秩父今宮神社の社殿は、平成30年(2018年)4月に造営工事が着工され、平成31年(2019年)2月に完成しました。
それ以前の旧社殿は、永宝6年(1709年)から翌年にかけて、大宮郷(現・秩父市)の工匠・大曽根与兵衛によって建立されたものです。
この旧社殿は、昭和39年(1964年)には秩父黒谷の聖神社に寄贈され、現在もそちらで大切に守られています。
旧社殿の寄贈後、秩父今宮神社ではおよそ約50年間にわたり仮社殿でご祭神が祀られてきましたが、神社復興の声に応える形で現在の社殿が新たに建てられました。

※聖神社の紹介記事は、こちらで分かりやすくまとめています。

\銭神様で知られる秩父地方の金運神社/

弁財天

秩父今宮神社 辨財天|弁財天をお祀りする朱色の鳥居と小さなお社
秩父今宮神社の辨財天

弁財天では、市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。
かつては、「厳島社(いつくしましゃ)」と呼ばれていましたが、2000年(平成12年)に神奈川県の「江島神社(日本三大弁財天)」より御分霊を勧請し、新たに祠が建立されました。

市寸島比売命は、どんな神様?
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神名市寸島比売命
読み仮名いちきしまひめのみこと
主なご神徳芸能上達、学問成就、財運招福、水難除け
ご神徳の特徴弁財天と習合し、音楽・芸術・知恵を司る神として信仰されるほか、水との縁が深く、航海安全や水難除けの守護神としても崇敬されている

稲荷社

秩父今宮神社 稲荷社|朱の鳥居が並ぶ参道の奥に鎮座。たくさんの狐像が奉納されています
秩父今宮神社の稲荷社

稲荷社では、稲荷神(いなりのかみ)=宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)が祀られています。
稲荷大明神やお稲荷さんとも呼ばれています。

稲荷神は、どんな神様?
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神名稲荷神(宇迦之御魂神)
読み仮名いなりのかみ(うがのみたまのかみ)
主なご神徳五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、開運招福
ご神徳の特徴穀物や植物を司る神として古くから信仰され、特に稲の霊=稲荷信仰と深く関係する。農業・商業の守護神として広く信仰されている

天満宮

秩父今宮神社 天満宮|学業成就が願われるお社。道真公にゆかりのある梅の木が、社殿のそばに植えられています
学業成就が願われる天満宮

天満宮には、平安時代の学者・政治家であった菅原道真公(すがわらのみちざねこう)が祀られています。
道真公は、その卓越した学識と誠実な人柄から「学問の神様」として全国で広く信仰されています。
秩父今宮神社では、受験合格や学業成就を願って参拝する方も多く、境内には梅の木が植えられています。
これは、道真公が梅を愛した人物であったことにちなむものです。
ちょうど私が参拝した時には、とてもきれいな梅の花が咲いていました。

菅原道真公は、どんな神様?
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神名菅原道真公
読み仮名すがわらのみちざねこう
主なご神徳学業成就、合格祈願、知恵授け
ご神徳の特徴平安時代の実在の人物で、死後に神格化。優れた学才と人格をたたえられ、今では「学問の神様」として全国に信仰される

菅原道真は、平安時代に実在した学者であり政治家です。
幼い頃から「神童」と称され、特に漢詩や学問の才に秀でていました。
宇多天皇の信任を受けて右大臣にまで昇進しますが、政争に巻き込まれ、藤原氏の策略によって太宰府へ左遷され、失意のうちに現地で亡くなりました。
その後、都では相次ぐ落雷や火災、貴族たちの急死が起こり、「道真公のたたり」と恐れられるようになります。
朝廷はその怒りを鎮めるため、道真公を「天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)として神格化し、名誉を回復。
これが、全国に広がる「天満宮」や「天神社」の始まりとされています。

秩父今宮神社 天満宮の撫で牛|天神様の神使とされる牛の像。なでる事で学業成就や健康回復を願う風習がある
天満宮の撫で牛

また、天満宮の一角には「願掛け撫で牛」があり、自分の身体の悪い部分と同じ箇所を撫でると、その部分の健康回復や学力向上を願えるとされています。

馬頭観音

秩父今宮神社 馬頭観音像と石像多層塔|馬の守護として信仰される観音像、境内にそびえる石造の多層塔
馬頭観音像と石像多層塔

馬頭観音(ばとうかんのん)は、観世音菩薩の変化身(へんげしん)であり、六観音のひとつに数えられます。
とくに、馬の無病息災や交通安全、農耕・運搬の守護神として、古くから民間信仰の対象となってきました。
馬頭観音は、頭上に馬の頭をいただく姿で表され、怒りの表情(忿怒相)が特徴です。
この忿怒の姿は、災難や迷いを断ち切り、人々を守る強い意志を象徴しているとされています。
特に農業や交通に馬が欠かせなかった時代には、村の入り口や街道沿いに馬頭観音像が数多く建てられ、現在も地域の守り神として大切にされています。

細石・偲石

秩父今宮神社 細石(さざれいし)と偲石(しのぶいし)
秩父今宮神社 細石(さざれいし)と偲石(しのぶいし)

境内には、由緒あるふたつの石が安置されています。
ひとつは「細石(さざれいし)」で、武甲山の山麓で見つかり、神社へ奉納されたものです。
「さざれ石」は、小さな石が年月を経てひとつの岩になると言う意味を持ち、日本の国家「君が代」にも登場する象徴的な石として知られています。

もうひとつは「偲ぶ石(しのぶいし)」です。
明治45年(1912年)の明治天皇崩御を悼み、全国から寄せられた思いをもとに、秩父神社・今宮神社の氏子たちが奉納した記念の石です。

手水舎

秩父今宮神社 手水舎|大小色とりどりのアヒルたち
手水舎の大小色とりどりのアヒルたち

境内の手水舎には、大小、色とりどりのアヒルさんが並べられており、参拝者の目を引きます。

お礼所・ご朱印所

秩父今宮神社の授与所
秩父今宮神社の授与所

お礼所・ご朱印所では、お守りやご朱印を受けることができます。
特に秩父今宮神社では、一粒万倍日には特別なご朱印を受けることができます。

\特別なご朱印の記事はこちら/

秩父今宮神社の基本情報と交通アクセス

基本情報

神社名秩父今宮神社
(ちちぶいまみやじんじゃ)
ご祭神八大龍王神を主祭神に、国常立命、伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大御神、須佐之男命、大国主命ほかを祀る
ご神徳水の守護・家内安全・商売繁盛・厄除開運・交通安全・子授け安産・病気平癒など
創建創建年は不詳。ただし、平安時代(約千年前)には信仰が存在していたと伝わる
主要祭事龍神祭(4月4日午前)、役尊神祭(6月7日に近い土曜か日曜日)、例祭(9月28日)
ご朱印あり(通常のご朱印のほか、龍神にちなんだご朱印も有り)
所在地〒368-0043
埼玉県秩父市中町16-10
TEL0494-22-3386
駐車場境内入口脇と他の2ヶ所に無料駐車場あり(台数は少なめ)
トイレ境内に清潔なトイレあり
公式ホームページ秩父今宮神社公式ホームページ

交通アクセス

車の場合関越自動車道「花園IC」より国道140号線、皆野寄居バイパス経由約50分
※皆野寄居バイパスは有料道路です。
詳細は埼玉県道路公社ホームページでご確認下さい
電車の場合西武秩父線「西武秩父駅」徒歩約10分
秩父鉄道「御花畑駅」徒歩約5分
最新の運賃やその他詳細は各鉄道会社のホームページでご確認下さい
西武鉄道ホームページ
秩父鉄道ホームページ
JR東日本えきねっと
地図Googleマップで見る

秩父今宮神社の駐車場情報

秩父今宮神社無料駐車場案内板
秩父今宮神社無料駐車場案内板

秩父今宮神社には、参拝者向けの無料駐車場が2つあります。

①鳥居前の駐車場(7〜8台ほど)
神社入口のすぐ前にある、小規模な駐車スペースです。
周辺の道路は少し狭いですが、駐車自体は問題なくできます。
台数が少なめなので、混雑時間帯は埋まりやすい印象です。
②第一駐車場(約10台)
「今宮神社第一駐車場」と看板が出ている専用駐車場です。
鳥居前よりも広く、普通車なら落ち着いて停められます。
参拝時はこちらが使いやすいことが多いです。
第一駐車場は、神社の鳥居から道路を少し北側へ進んだ場所にあります。
Googleマップで「今宮神社駐車場」と表示される位置で、看板が出ているので分かりやすいです。

秩父今宮神社まとめ

秩父今宮神社は、武甲山の伏流水が湧き出る場所に鎮座し、龍神信仰と関わりの深い神社です。
境内の「清龍の滝」ではご神水をいただけます。
このご神水は、家に持ち帰ってお風呂に入れたり、大切な物や場所を清める使い方がよく知られています。
市街地にありながら、境内は落ち着いて参拝できる雰囲気があり、ゆっくりと巡ることができる点も魅力です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


※秩父の他の神社も気になる方はこちらから。

本記事の由緒・ご祭神・ご神徳・彫刻・境内社等に関する情報は、秩父今宮神社の公式ホームページ埼玉県神社庁公式ホームページ「今宮神社」、境内の案内板および関連資料をもとに構成しています。(2025年4月時点の公開情報に基づく)
神名の表記は、「古事記」や「日本書紀」に基づくもの、または一般的な表記を使用しています。ただし、祭神やご神体の名称、ご利益は、地域や神社、神仏習合の影響により異なる場合があります。
神社では、季節や特別な行事にあわせて限定のご朱印やお守りが授与されることがあります。また、頒布を終了した授与品もある可能性があります。最新の授与品情報については、社務所・公式サイト・SNS等をご確認下さい。

著者

あちのアバター あち  御師の子(希望)

こんにちは、あちです。「神社へ上がろう」をご覧いただきありがとうございます。
関東を中心に、神社の由緒やご祭神、ご利益、授与品、アクセス情報を紹介しています。実際に参拝した体験をもとに、写真とともにわかりやすくまとめています。
2024年12月にブログを開設し、これまで埼玉・群馬・栃木の神社を中心に取材しています。参拝の「予習・当日・振り返り」をテーマに、読者目線で役立つ情報を発信しています。

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