足利伊勢神社の授与品まとめ|ご朱印・お守り・おみくじ・おすすめ品を徹底紹介【2025年版】

こんにちは、あちです。

栃木県足利市に鎮座する足利伊勢神社は、天照皇大神・豊受皇大神・月讀命の三柱をお祀りする、歴史ある神社です。

平安時代の仁平元年(1151年)に創建されたと伝えられ、地元では「足利のお伊勢さま」として親しまれてきました。

神社の由緒や見どころについては、別記事で詳しくご紹介していますので、よかったらそちらもご覧ください。

今回は、そんな足利伊勢神社でいただける「ご朱印」「お守り」「おみくじ」「おすすめ授与品」について、実際の写真とともにご紹介します。

とくに、地元の伝統織物「足利銘仙」を使ったお守りや、月讀宮にちなんだ福守りなど、足利伊勢神社ならではの授与品は参拝前に知っておくと楽しみが広がります。

この記事が、足利伊勢神社参拝の際のご参考になれば幸いです。

目次

足利伊勢神社のご利益って?

足利伊勢神社では、内宮に「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」、外宮に「豊受皇大神(とようけのすめおおかみ)」をお祀りしています。

さらに境内には、「月讀命(つきよみのみこと)」も祀られており、伊勢神宮との信仰的なつながりを感じさせる三柱の神様がまつられているのが特徴です。

信仰されているご利益としては、国家安泰や家内安全、五穀豊穣、衣食住の守護、子授けや安産などが挙げられます。

とくに、天照皇大神は太陽の神として万物を照らし育む存在、豊受皇大神は衣食住と産業を支える神、月讀命は月を司り、生命や時間の循環と関わる神として信仰されてきました。

こうした信仰を背景に、足利伊勢神社では、それぞれの神様にちなんだお守りやご朱印、その他の授与品が頒布されています。

このあとは、通常の授与品に加えて、特におすすめの授与品もあわせてご紹介していきます。

足利伊勢神社のご朱印は?

足利伊勢神社では、全部で7種類のご朱印が頒布されています。内宮(天照皇大神)、外宮(豊受皇大神)、月讀宮(月讀命)それぞれのご朱印があります。(2025年4月時点)

足利伊勢神社で私が受けたご朱印

伊勢宮(内宮)のご朱印
豊受大神宮(外宮)のご朱印
月讀宮のご朱印

通常のご朱印のほかに、「御創建八百七十年記念のご朱印」や、入学シーズン限定の「ランドセルモチーフ」など、季節ごとに異なる可愛らしいデザインのご朱印も用意されています。

御創建八百七十年記念ご朱印三種
季節の御朱印

これらのご朱印は、時期によってデザインや頒布数が変わることがありますので、参拝の際には授与所や公式情報で確認しておくと安心です。

足利伊勢神社の御朱印帳

足利伊勢神社では、神社の社殿が描かれたオリジナルデザインの御朱印帳が頒布されています。色のバリエーションも豊富で、お好みに合わせて選ぶことができます。

足利伊勢神社社殿の図柄入り御朱印帳全4色

御朱印帳には、伊勢神宮とゆかりの深い足利伊勢神社らしい落ち着いたデザインが施されており、参拝の記念になると思います。

ご朱印の詳細情報

・受付時間  午前9時から午後4時まで

・初穂料   各500円

・ご朱印帳  1冊1,800円(書き入れ込み)
       紫・水色・白・桃色 / 全4色

※初穂料は2025年4月時点の情報です。変更となる場合がありますので、最新情報は現地または公式SNS等でご確認ください。

足利伊勢神社のお守りは?

足利伊勢神社では、内宮に天照皇大神、外宮に豊受皇大神、そして月讀命をお祀りしており、それぞれの神様にちなんだお守りが授与されています。

家内安全・厄除け・交通安全・学業成就など、日々の暮らしに関わる願いを込めた種類が揃っており、神社ならではの丁寧なご祈願を感じさせる授与品が特徴です。

このあと、定番のお守りから、ちょっと変わったおすすめのお守りまでご紹介していきます。

通常のお守り

・伊勢神社見守 (白、桃サンゴ)
身につける方の健康と幸せを祈願したお守り

・月讀宮福守 (半透明)
「ツキ(月)」を読み、心と体のバランスを整える運気上昇を祈念したお守り

・ママと赤ちゃんのお守り
ママとお腹の赤ちゃんが健やかに過ごし、元気に生まれてくるよう祈願されたお守り

・こども守り(全4色)
丸いデザインで濡れないように配慮されたビニールケースに収めたお守り

・合格守
五角形の「矢絣(やがすり)」柄の布を使用したお守り

・学業成就守(柄違い2種)
花菱紋と巴紋があしらわれたお守り

・勝守
矢があしらわれたお守り。さまざまな勝利、必勝を祈願して

・子授け守
子どもが授かるよう祈願して

・心身健康守
心と体の健康を祈願して

・厄除守(八難除)
あらゆる災難や厄を取り除くよう祈願して

・病気平癒守
病気や怪我が早く治り、健康を取り戻せるよう祈願して

・商売繁盛守
宝船があしらわれた、商売や事業の繁栄を祈願して

・交通安全守(無事故・安全守)
事故なく安全に移動できるよう祈願して (カード型、ステッカーもあります)

・御鈴守(全5色)
鈴の音で祓い清めるお守り

・ランドセル鈴守
ミニランドセルと鈴が付いた学業成就・通学安全のお守り

おすすめのお守り

足利伊勢神社でおすすめのお守りは、「足利銘仙守り」です。

伝統織物「足利銘仙」を使用したお守り

足利伊勢神社では、地元の伝統工芸「足利銘仙(あしかがめいせん)」の生地を使った、特別なお守りが授与されています。

足利銘仙は、大正から昭和にかけて広く親しまれた絹織物で、華やかな色柄とやわらかな手ざわりが特徴です。

そして、このお守りの特徴はお守り袋と内府(願い事)が別々に選べる事にあります。

お守り袋は、生地の取り位置によって一つひとつ模様が異なるため選ぶ楽しみがあり、願意(がんい=お願いごとの種類)を選んで内符(お守りの中身)を組み合わせれば、自分だけの特別なお守りになります。

また、このお守り袋は内符を入れ替えることで繰り返し使うことができるため、長く大切にお持ちいただけるのも魅力です。

好みの柄×願意で自分だけの足利の銘仙守り
画像提供:足利伊勢神社 公式X(旧Twitter)
足利銘仙とは?

足利銘仙(あしかがめいせん)は、栃木県足利市で生産される絹の先染め平織物です。

江戸時代中期に始まり、もともとは「太織り(ふとり)」と呼ばれ、玉繭や屑繭から取れる太い糸を使った丈夫な織物でした。

大正から昭和初期にかけて、斬新なデザインと安価さで全国的に人気を博し、足利は日本一の銘仙生産地となりました。

特徴は、縦糸と横糸をずらして織ることで生まれる独特のぼやけた柄や、型染めした縦糸を使う「解し織(ほぐしおり)」という技法によるモダンなデザインです。

現在も伝統工芸品として再評価され、アンティーク着物や小物として人気があります。

おすすめ授与品

もうひとつのおすすめは、ちょっと変わり種の授与品「手ぬぐい」です。

足利伊勢神社と足利の風物詩を詰め込んだ手ぬぐい

図案には、社殿や鳥居はもちろん、「足利銘仙(めいせん)」のお守り、渡良瀬橋、夏の花火、さらには「月讀宮(つきよみのみや)」など、足利伊勢神社やその周辺の風物詩が丁寧に描かれています。

ひとつひとつのモチーフには足利らしさが凝縮されており、まさに“見て楽しい・使って嬉しい”一枚です。

また、すべてのモチーフにはローマ字でも名前が添えられており、「Ashikaga ISEJINJA」「Tsukiyomi no Miya」「Watarasebashi」など、海外の方へのお土産としても喜ばれるデザインです。

おみくじ

足利伊勢神社のおみくじは魅力的なものが多数あります。

幸福おみくじ・日本神話おみくじ・こどもおみくじ

幸福おみくじ、日本神話おみくじ、こどもおみくじです。

なかでも「日本神話おみくじ」は、足利伊勢神社でぜひ試していただきたいおみくじです。

神話の神様から届くメッセージ

このおみくじは、吉や凶を占うものではなく、日本の神話に登場する神様の物語やエピソードをもとに、今の自分に必要な「気づき」や「行動のヒント」を神様からのメッセージとして受け取ることができるのが特徴です。

まだまだ、おすすめのおみぐじは続きます。

とても可愛らしい伊勢宮おみくじ・月うさぎおみくじ・白狐みくじ

「伊勢宮のニワトリ」「月讀宮の月うさぎ」「お稲荷さんの白狐」など、かわいらしい置き物タイプのおみくじも用意されています。どれも個性的な姿で、愛らしさが魅力です。

ほかにも、「恋みくじ」「さくらみくじ」「めで鯛おみくじ」「狐面みくじ」があります。

恋みくじ・さくらみくじ・めで鯛おみくじ・狐面みくじ

このように、足利伊勢神社のおみくじは魅力的なものが多数ありますので、お好みに応じて引いてみてください。

足利伊勢神社の基本情報と交通アクセス

基本情報

神社名伊勢神社(いせじんじゃ)
ご祭神天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、豊受皇大神(とようけのすめおおかみ)、月讀命(つきよみのみこと)
ご神徳家内安全、五穀豊穣、商売繁盛、厄除開運など
創建仁平元年(1151年)
主要祭事例大祭(7月17日)、春季大祭(4月17日)、秋季大祭(10月17日)、他
ご朱印社務所にて授与(初穂料500円)
所在地栃木県足利市伊勢町2-3-1
TEL0284-41-5347
受付時間9:00~16:00
駐車場無料駐車場あり(神社敷地内約15台、ほか徒歩2分ほど/約10台)
トイレ境内にトイレはありません
公式SNSX(旧Twitter) @ashikagaoisesan
Instagram @isejinja
facebook /ashikagaoisesan

交通アクセス

でのアクセス北関東自動車道 足利IC から約12分
NEXCO東日本
でのアクセスJR両毛線 足利駅(北口) から徒歩約3〜4分
東武伊勢崎線 足利市駅(南口)から徒歩約20〜25分
※最新の運賃やその他詳細は各鉄道会社のホームページでご確認下さい
JR東日本えきねっと
東武伊勢崎線|東武鉄道公式サイト
地図Googleマップで見る

まとめ

いかがでしたか?

足利伊勢神社では、天照皇大神・豊受皇大神・月讀命という、伊勢神宮とゆかりの深い三柱の神様が祀られており、それぞれにちなんだ授与品が数多く頒布されています。

特に、足利銘仙を使ったお守りや、月讀命にちなむ福守り、見て楽しい置き物タイプのおみくじなど、足利伊勢神社ならではの個性的な授与品がそろっているのが魅力です。

このブログでご紹介した内容をきっかけに、足利伊勢神社への参拝がより楽しいものとなれば幸いです。

本記事の由緒・ご祭神・ご神徳・彫刻・境内社等に関する情報は、栃木県神社庁公式ホームページ「伊勢神社」足利伊勢神社SNS(X旧Twitter)、境内の案内板および関連資料をもとに構成しています。(2025年4月時点の公開情報に基づく)
なお、足利銘仙のお守り袋と内府の写真については、足利伊勢神社様より事前に掲載許可を頂いております。
*その他の内容や表現については、筆者の責任において記載しています。

神名の表記は、「古事記」や「日本書紀」に基づくもの、または一般的な表記を使用しています。ただし、祭神やご神体の名称、ご利益は、地域や神社、神仏習合の影響により異なる場合があります。

神社では、季節や特別な行事にあわせて限定のご朱印やお守りが授与されることがあります。また、頒布を終了した授与品もある可能性があります。最新の授与品情報については、社務所・公式サイト・SNS等をご確認下さい。

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